しゃがむ・階段・立ち上がりで膝が痛む原因と改善方法

「普段は痛くないのに、長時間立った後にしゃがむと膝が痛い」

「階段を下りる時だけ膝が痛む」

「椅子から立ち上がる時に、膝がズキッとする」

「最近、膝の痛みが少しずつ気になってきた」

このような症状でお悩みではありませんか?

膝の痛みがあっても、普段の生活ができていると、

「年齢のせいかな」

「少し疲れているだけだろう」

「そのうち自然に治るだろう」

と、そのままにしてしまう方も少なくありません。

しかし、膝の痛みにはさまざまな原因があります。

そして大切なのは、「膝が痛い=膝だけに原因がある」とは限らないということです。

 

今回は、枚方市で膝の痛みにお悩みの方に向けて、膝の痛みが続く原因や症状の特徴、日常生活で気をつけたいこと、そして当院が膝の痛みに対してどのように考えて施術を行っているのかを解説します。

目次

1. 膝の痛みが続く原因とは?

2. あなたの膝の痛みをチェック

3. 膝の痛みを放置しても大丈夫?

4. 膝の痛みを改善するためにできること

5. 日常生活で膝への負担を減らすポイント

6. 膝が痛いのに「膝だけ」を見ない理由

7. 当院の膝の痛みに対する考え方

8. まとめ

 

1.膝の痛みが続く原因とは?

「膝が痛い」と一言でいっても、その原因はさまざまです。

膝には、骨・軟骨・半月板・靭帯・筋肉・腱など、多くの組織があります。

さらに、膝は股関節や足首、足の裏などとも連動して動いています。

そのため、膝の痛みを考える時には、痛みがある場所だけでなく、

「どのような動作で痛むのか」

「どこに負担がかかっているのか」

を確認することが大切です。

ここでは、膝の痛みで代表的なものをご紹介します。

 

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、加齢や筋力低下、長年の負担などが関係して、膝関節の軟骨などに変化が起こり、痛みや動かしにくさが生じる疾患です。

初期には、

・立ち上がる時に膝が痛い

・歩き始めに痛い

・階段の昇り降りで痛む

・膝がこわばる

・少し動くと痛みが軽くなる

などの症状がみられることがあります。

進行すると、正座や階段の昇り降りが難しくなったり、膝の腫れや水がたまるといった症状がみられることもあります。

ただし、膝が痛いからといって、必ずしも変形性膝関節症とは限りません。

 

半月板損傷

半月板は、太ももの骨とすねの骨の間にあるクッションのような組織です。

スポーツや転倒などによる強い衝撃だけでなく、加齢による変化などによって損傷することもあります。

代表的な症状には、

・膝の内側または外側が痛い

・膝をひねると痛い

・深くしゃがむと痛い

・膝に引っかかる感じがする

・膝が「カクッ」とする

・膝が伸ばしにくい

などがあります。

膝に強い引っかかり感がある場合や、急に膝が動かしにくくなった場合は、無理に動かさず医療機関に相談することをおすすめします。

 

鵞足炎(がそくえん)

鵞足とは、膝の内側から少し下にある部分です。

この部分には複数の筋肉の腱が付着しており、繰り返し負担がかかることで炎症が起こり、痛みにつながることがあります。

特に、

・階段の昇り降り

・坂道を歩く

・長時間歩く

・ランニング

・ジャンプ

・深くしゃがむ

・正座

などで痛みが出ることがあります。

「膝の内側がピンポイントで痛い」という場合には、鵞足周辺の状態も確認する必要があります。

 

2.あなたの膝の痛みをチェックしてみましょう

膝の痛みは、痛む場所や痛みが出る動作によって特徴があります。

 

もちろん、下記はあくまで目安です。

|①考えられる原因|②痛む場所|③痛みが出やすい動作|④特徴|

|①変形性膝関節症|②膝全体・特に内側|③立ち上がり・歩き始め・階段|④動き始めに痛むことがある|

|①半月板損傷|②膝の内側・外側 |③ひねる・深くしゃがむ|④引っかかり・ロッキングなど|

|①鵞足炎|②膝の内側の少し下|③階段・坂道・しゃがむ|④押すとピンポイントで痛む|

 

ただし、実際の膝の痛みは、これほど単純ではありません。

複数の原因が重なっている場合もあります。

だからこそ、

「どこが痛いか」だけで判断しないこと

が大切です。

 

3.膝の痛みを放置しても大丈夫?

「痛いけど、普通に歩けるから大丈夫」

そう思って、膝の痛みを我慢していませんか?

もちろん、すべての膝の痛みが放置すると悪化するわけではありません。

しかし、痛みが続いている状態で無理をしていると、痛みを避けるために身体の使い方が変わってしまうことがあります。

例えば、

膝が痛い

痛くないように動く

身体の使い方が変わる

別の場所に負担がかかる

さらに動きにくくなる

という悪循環につながることがあります。

膝をかばって歩くことで、反対側の膝や股関節、腰などに負担がかかるケースもあります。

そのため、

「膝が痛いから膝だけを休ませればいい」

とは限りません。

「なぜ膝に負担がかかっているのか?」

を考えることが重要です。

 

4.膝の痛みを改善するためにできること

膝の痛みに対する対処方法は、痛みの原因や状態によって変わります。

急に痛くなった場合は無理をしない

転倒やスポーツなどをきっかけに、急に強い痛みや腫れが出た場合は、無理に動かさないようにしましょう。

特に、

・強く腫れている

・熱感が強い

・体重をかけられない

・膝を動かせない

・外傷後から強い痛みが続いている

といった場合は、医療機関への受診をおすすめします。

ストレッチや筋力トレーニング

膝を支える筋肉の柔軟性や筋力を適切に保つことは、膝への負担を減らすうえで重要です。

ただし、

「膝が痛いから、とにかく筋トレをすればいい」

というわけではありません。

痛みが強い状態で無理に運動すると、症状を悪化させる可能性があります。

現在の状態に合わせて、無理のない範囲から行うことが大切です。

サポーターやテーピング

サポーターやテーピングによって膝を支えることで、一時的に動きやすくなったり、痛みが軽減することがあります。

ただし、サポーターやテーピングはあくまで補助的なものです。

「サポーターをしているから大丈夫」と無理をするのではなく、膝に負担がかかっている原因を考えることも大切です。

 

5.日常生活で膝への負担を減らすポイント

膝の痛みを改善していくためには、施術だけでなく、普段の身体の使い方を見直すことも大切です。

床に座る時

正座や深くしゃがみ込む姿勢は、膝に負担がかかることがあります。

膝に痛みがある場合は、

・椅子を利用する

・洋式トイレを使用する

・床から立ち上がる時は手を使う

・痛みが出る深いしゃがみ込みを避ける

など、できる範囲で工夫してみましょう。

階段の昇り降り

階段を利用する時は、手すりを使うことで身体を支えやすくなります。

膝に痛みがある場合は、無理に一段ずつ大きく踏み出すのではなく、痛みが出ない方法でゆっくり昇り降りするようにしましょう。

立ち方・歩き方も見直してみる

膝は、立つ・歩く・しゃがむといった日常動作の中で常に身体を支えています。

そのため、

「膝だけをどうにかする」

のではなく、

足の裏、足首、股関節、骨盤、体幹などがどのように動いているのか

を見ることも大切です。

 

6.膝が痛いのに「膝だけ」を見ない理由

ここが、当院が膝の痛みを見るうえで大切にしているポイントです。

例えば、

「しゃがむと膝が痛い」

という症状があったとします。

この場合、

「膝が痛いから、膝に問題がある」

と考えてしまいがちです。

しかし、しゃがむという動作は、膝だけで行っているわけではありません。

股関節が動き、足首が動き、足の裏で身体を支えながら、身体全体が連動してしゃがんでいきます。

どこかの動きが悪くなっていることで、別の場所に負担が集中している可能性もあります。

その結果として、膝に痛みが出ていることも考えられます。

だから当院では、

「膝のどこが痛いのか?」

だけではなく、

「なぜ、その動作で膝に負担がかかっているのか?」

という視点を大切にしています。

 

7.当院の膝の痛みに対する考え方

当院では、膝の痛みに対して、痛みが出ている場所だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認することを大切にしています。

例えば、

・股関節の動き

・足首の動き

・足の裏の状態

・太ももやふくらはぎの状態

・骨盤や身体全体の動き

・立ち方

・歩き方

・痛みが出る動作

などを確認します。

そして、

「なぜ、この動作で膝に負担がかかっているのか?」

を考えながら、身体の状態に合わせた施術を行っていきます。

膝の痛みがあるからといって、必ずしも膝そのものだけが問題とは限りません。

痛みが出ている場所だけを見るのではなく、

「痛みが出るまでに、身体に何が起こっていたのか」

を考えることが大切だと考えています。

 

8.まとめ|枚方市で膝の痛みにお悩みの方へ

「普段は痛くないから大丈夫」

「年齢のせいだから仕方ない」

「もう少し様子を見よう」

と、膝の痛みを我慢していませんか?

膝の痛みには、変形性膝関節症、半月板損傷、鵞足炎など、さまざまな原因が考えられます。

また、痛みの原因が一つとは限らず、筋肉や関節の動き、身体の使い方など、複数の要素が関係していることもあります。

特に、

「長時間立った後にしゃがむと膝が痛い」

「階段で膝が痛む」

「立ち上がる時だけ膝が痛い」

など、特定の動作で痛みが出る場合は、

「その動作の時に、身体のどこに負担がかかっているのか?」

を考えてみることが大切です。

膝の痛みを「年齢のせい」と決めつけず、まずは自分の身体の状態を知ることから始めてみましょう。

症状が長く続いている場合や、徐々に痛みが強くなっている場合、強い腫れや熱感、膝が動かしにくいなどの症状がある場合は、医療機関への受診もご検討ください。

枚方市で膝の痛みにお悩みの方へ。

「膝が痛いから、もう仕方ない」と諦める前に、

なぜ膝に負担がかかっているのか?

を一緒に考えてみませんか?

膝の痛みでお悩みの方は、お気軽に当院へご相談ください。